はじめに
※本記事には『モアナと伝説の海』のネタバレを多く含みます
※続編『モアナと伝説の海2』のネタバレ情報はありません
現在、大ヒット上映中の『モアナと伝説の海2』。
みなさんはもう観に行きましたか??^^
私はネタバレを踏むのを恐れ可能な限り情報を遮断して、公開日当日、高まる期待を胸に映画館へ足を運びました。
単刀直入に感想をいうと…
最っっっ高でした!!!!
映像の美しさ、音楽の力強さ、魅力的な登場人物と感動のストーリー…
どれをとっても圧巻の完成度で、映画館を出てからもしばらく興奮が冷めませんでした。

(個人的に)好きなディズニー映画ランキングの1位2位に食い込むほどの大傑作だったよ!
さすがは世界のディズニー…。
子どもも大人も楽しめるエンターテインメント作品として、観る人を圧倒的に物語に惹きこむ芸術作品として、まさに傑作と呼ぶにふさわしい素晴らしい映画でした!

前作は見たことないけど、面白そうだし観に行ってみようかなー

前作のことはあまり覚えてないけど、それでも2を観れば楽しめるよね??

ちょっと待って!!💦
確かに続編だけでも楽しめるのはもちろんだけど
前作の内容を踏まえているのといないのでは
続編の魅力度がまるっきり変わってしまうよ!!!
『モアナと伝説の海2』は、前作『モアナと伝説の海』から3年後の世界。
確かに『モアナと伝説の海2』単体で観ても楽しめますが、続編だけを観るなんてもったいない!!!
前作『モアナと伝説の海』で、モアナがどう成長したのか、マウイにどんな心境の変化があったのか、島の人にとってモアナという少女がどのような存在になったのか…。
これらについて考えておくだけで、続編を観た後の感動と興奮が何倍にもなります。

大切なことだからもう一度!
前作の内容について深く考えておくことで、続編の魅力が何倍にも膨らんで、
最高の映画体験になるよ!!
そこで、この記事では前作『モアナと伝説の海』の概要を詳しく解説し、物語の魅力について考えていきます。
全部を一気に書くととても長くなりそうなので、以下のように記事を分けて前作の内容を振り返りますね(^^)/
- 作品の概要 ←(この記事)
- 初見時の印象と疑問
- モアナの成長と変化
- マウイの成長と変化
- 「海」の変化
- 音楽の魅力
- 映像の魅力
- その他の登場人物
- 物語の終わり&次回作へ
- 作品の疑問点
『モアナと伝説の海』作品概要
作品情報
- 原題:Moana
- 公開日:2016年11月23日(アメリカ)、2017年3月10日(日本)
- 監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
- 脚本:ジャレド・ブッシュ
- 上映時間:107分
- 興行収入:
- 世界興行収入:約6億9,000万ドル
- 日本興行収入:約51億6000万円
- 音楽:リン=マニュエル・ミランダ、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
物語の舞台
『モアナと伝説の海』の舞台は、南太平洋に広がるポリネシアの架空の島「モトゥヌイ」。
「南の島」と言われて思い浮かべるような景色が広がるモトゥヌイで、主人公モアナは生まれ育ちます。
美しい海に囲まれた自然豊かなこの島では、自然と共に暮らす人々がいます。
作中で厳密に年代等の言及はありませんが、人々の服装や住居、文化から察するにおそらくかなり昔のお話。
一見、平和で事件など起こりそうにもないこの島を出発点として、海を愛し海に愛された少女モアナの冒険譚が語られていきます。
あらすじ(本編のネタバレあり)
1.モアナの使命
モアナは、彼女が暮らすモトゥヌイ島の島長の娘。
幼い頃、「海に頭を撫でられる」という摩訶不思議な体験をしており、海に愛され、海を愛する女の子でした。
しかし、モトゥヌイ島では、外海へ出ることが禁じられていて、
父や母、島の人々は、モアナに「島を治める立場」としての役割を求めています。
幼い頃は、自分が愛する海へと何度も駆け出すモアナですが、徐々に自分に課せられた役割をこなし
島の人々を導く「村長の跡継ぎ」として順調に成長していきます。
そんなある日、島に異変が起こり、作物が枯れ、魚も獲れなくなります。
モアナがまだ小さい頃から、祖母タラは子どもたちにとある伝説を語って聞かせていました。
「かつて、半神マウイが女神テ・フィティの心を盗んだことで、世界に異変が起きた」
タラおばあちゃんの死をきっかけに、モアナは海に選ばれた者として、島の人々を救うため、世界を救うため、テ・フィティの心を返しに大海原へと旅立ちます。
2.半神マウイとの出会い
モアナは海の導きによって、かつて偉大な英雄だった半神マウイを見つけます。
しかし、マウイは最初協力を拒み、自分の魔法の釣り針を取り戻すことを優先しようとします。
モアナはマウイを説得し、二人は共に旅をすることになります。
途中で、海賊「カカモラ」との戦いや、巨大なカニ「タマトア」との対決を乗り越えながら、
無事釣り針を取り戻し、マウイは自身の力(変身能力)を取り戻していきます。
3.挫折と決意
旅の途中、モアナの強引な行動によって、マウイの釣り針に大きなヒビが入り、モアナの未熟さを理由に旅を諦めます。
モアナのもとから離れようとするマウイに対して、モアナは
「私はモトゥヌイのモアナ。私の舟に乗り、この海を渡って、テフィティの心を返しに行って!」
と、タラおばあちゃんに教わったセリフを繰り返し、海に選ばれた自分に協力するよう迫ります。
「私は、選ばれたの!!」
しかし、マウイはモアナに冷たく言い放ちます。
「選び間違いだ」
マウイはモアナのもとを去り、失意の中、彼女も課せられた使命を諦め島へ帰ろうとします。
しかし、そこへタラおばあちゃんの魂が現れ、モアナに言葉を投げかけます。
「さあ、聞くんだよ。お前は誰か。」
モアナは意志を固め直し、自らの意志で航海を続けることを決意します。
「私はモアナ!!!」
4.テ・カとの最終決戦
ついにテ・フィティの元へ到着したモアナとマウイ。
しかし、彼らの前には炎の魔物テ・カが立ちはだかります。
激しい戦いの末、モアナはテ・フィティがいるはずの場所に彼女の姿がないことに気がつきます。
そして、テ・カこそが心を失ったテ・フィティであることを悟るのです。
モアナは勇敢にもテ・カへ近づき、テ・フィティの心を返します。
その瞬間、テ・カは元の美しい女神テ・フィティへと戻り、世界に再び生命が蘇ります。
マウイは自らの過ちを認め、モアナに感謝しながら旅立ちます。
5.モトゥヌイへ帰還
使命を果たしたモアナはモトゥヌイへ帰り、島の人々に祖先の航海者としての誇りを取り戻すよう導きます。
彼女の勇敢な旅は、島の未来を大きく変えたのでした。
登場人物

モアナ(CV: アウリイ・クラヴァーリョ / 日本語版: 屋比久知奈)
本作の主人公。
島の人々と海を愛する少女。
海に選ばれ、テ・フィティの心を返す使命を背負う。

マウイ(CV: ドウェイン・ジョンソン / 日本語版: 尾上松也)
伝説の半神。
かつてテ・フィティの心を盗んだ張本人。
最初は協力的ではないが、次第にモアナの旅を助けるようになる。

タラおばあちゃん(CV: レイチェル・ハウス / 日本語版: 夏木マリ)
モアナの祖母であり、島の伝統と海の神秘を信じる賢者。
モアナに大きな影響を与える存在。

海
幼いモアナを信じ、テ・フィティの心を彼女に託した存在。
自由自在に形を変え、モアナの冒険を助ける。
作品概要 まとめ
『モアナと伝説の海』は、美しい映像と心に響く音楽、感動的なストーリー、登場人物の心の成長が見事に描かれた魅力的な作品です。
そんな『モアナと伝説の海』の真の魅力とは何か?
この作品を最大限に楽しむにはどんなところに注目すべきなのか?
続編『モアナと伝説の海2』を鑑賞するうえで、どういった内容をおさえるべきか?
- 作品の概要 ←(この記事)
- 初見時の感想&見直して気づいた魅力
- モアナの成長と変化
- マウイの成長と変化
- 「海」の変化
- 音楽の魅力
- 映像の魅力
- その他の登場人物
- 物語の終わり&次回作へ
- 作品の疑問点
今回は作品の概要をざっくりさらってみました!
次回の記事では、『モアナと伝説の海』の初見視聴時の印象について詳しく書いていきます!
初見鑑賞時の正直な感想を語っていきます!(^^)/
↓次の記事↓

この機会に、ぜひみんなも前作『モアナと伝説の海』を見返してみてね!
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